炎天寺と一茶まつり
「蝉なくや六月村の炎天寺」
「やせ蛙まけるな一茶是にあり」
という炎天寺や竹の塚にちなむ一茶の句が縁で、昭和37年、38年にそれぞれの句碑が炎天寺境内に建立されて「一茶まつり」が始められた。
これには、炎天寺の檀徒をはじめ地域の人びとの支援や俳人の協力、熱意があって実行委員会が組織され、毎年11月23日、勤労感謝の日に開催されている。
一茶に対する文学的評価や個人評伝は多様であるが、農民詩人、生活詩人、童謡詩人としての作品は平易で一般の共感を得ている。特に、童謡詩人としての作品が少年期の情操教育に適するところから、学童の俳句運動に発展し、一茶まつりに併行して全国小中学生俳句大会が行われ、国内及び海外から毎年20万句に及ぶ作品が投句されるまでになった。
これらの中から入選した数多くの作品は、わが国の文学史上、少年少女の名句として長く後世に伝えられるであろう。
平成3年11月23日
東京都足立区教育委員会 |
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